コロナウィルスの流行で、店頭や通販サイトには様々な対策製品が並ぶようになりました。
対策製品のひとつとして除菌アルコールがあります。いろんな会社から製品が出てますよね?今回はそういったものの中から、正しい除菌アルコールの選び方をご紹介します(‘ω’)
※補足がある方はコメントに書き残していただけるとたすかります。
おうちのアルコール、確認をしてみると…
筆者の家には1ヶ月ほど前に夫が買ってきたアルコールジェルが2つあります。
1つは「アルコール配合 すっきりハンドジェル」。もう1つは「有効成分ベンゼトニウム塩化物※ アルコール配合ハンドジェル」です。
使用するとどちらもさわやかなミントの香りで、手がサラっとします!なんだかすごく効いている感じです。でも、どちらにも共通していたのはアルコール濃度が書かれてないこと。パッケージには大きく「消毒・洗浄」と書かれていたので信じていたのですが、どうやら「除菌」効果はないようです。
※ベンゼトニウム塩化物というのは医療現場では消毒用として使われているようですが、調べてみたところ「コロナウィルスに有効かは評価中」ということでした。
どんなアルコール製品を選べばいいの?
色々と調べてみたところ、コロナウィルスに有効なアルコール濃度は65〜80%でした。アルコール濃度は高いほうがいいんじゃないの?いいえ、100%近くなると揮発性が高まるので、手のひらのウィルスが死滅する前に蒸発してしまうようですよ。
いいなと思う製品を見つけたらパッケージをよく確認しましょう!
- 有効なアルコール濃度の表記がある。
- 人体に有害な成分や薄めて使うべき成分が配合されていないか。
この成分に注意
こちらを参考にしました↓
今話題の高濃度アルコールって何?

酒造会社が製造した高濃度アルコールというものをご存知ですか?
アルコール度数の高いお酒で、除菌や消毒のために作られた訳ではありませんが、除菌アルコールの代用として使用できるものなんです。最近スーパーやドラッグストアでよく見かけるので買ってみました。
使用するとブワッとお酒の匂いがします!乾燥すると気にならなくなりました。除菌アルコールが手に入りにくいので、あると助かりますね。使う時に酔うことはないと思いますが、お子さんやお酒に弱い方は控えた方がいいかもしれません。
★詰め替える場合はPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PETの表記がある容器に入れてください。その他のものだと容器が溶けて破損するおそれがあります。
★アルコール濃度について 「度数」と「%」は表現が違うだけで同じ意味です。
★おうちに高濃度のお酒がある方もおられると思います。お酒にはアルコール以外の香料や糖分が入っており、その効果は証明されていないので、使用は控えた方がよさそうです。
緊急事態宣言も一部解除され、みなさんの外出機会が増えるかと思います。
新潟県での流行はいったん落ち着いていますが、いずれ第二波がくるかもしれません。
くることを前提に、一人ひとりが感染予防に努めていきましょう(^^)/
次亜塩素酸ナトリウム 塩素系漂白剤の成分。水で0.05%に薄めてお家の中の気になる所を拭いたあと、水拭きして使う。吸い込むと呼吸器障害